「クリムゾン・リバー」
これフランス映画で刑事物でヒネリがあって面白そーで、メッチャ期待して行った
のに、途中はまぁまぁ面白かったけど最後はワケが分からなかった。一体何がどーなってた
んだか。事件の真相が観客に釈然としないまま終わってしまう映画って一体・・・コレは製
作者側が無責任としか言いようがない。今度コレの続編が封切られるみたいだけど、コレも
前評判によると前作に輪をかけて「分からない」らしい・・・それってNGだよなぁ。「氷
の微笑」あたりからかな、一度見ただけではよく分からない映画・・ってのが流行り始めた
のは。でも「氷の微笑」は一度見れば充分に理解出来て楽しめる映画だった。アレを見て分
からないと言う人はむしろ自分の理解力の無さを思うべきでしょう。それにしても分かり難
いと言うのは客に対して不親切としか言い様がない。感覚的な世界を描いてそれを理解する、
しないと言うのとは別問題で、コレは事件を扱う推理サスペンスなのだから、見ている方に
一応の理屈が通らなければ話にならない。あと原作を読めば分かる、って言う言い草ね、そ
んなの絶対に許されないでしょう? 映画はあくまで一本の映画として観客は金を払って観
に来てるワケだから。映画の話をしてて「ああ、それは原作に書いてあるんだけどね」って
言う言い方されるとスゲー腹が立つよな。